2026/11/01 11:28
浅煎りのコーヒーは、果物のような酸味と華やかな香りが魅力です。そのぶん、淹れ方しだいで「すっぱいだけ」「薄い」と感じやすいコーヒーでもあります。
この記事では、ナマケモノコーヒーの店主がふだん淹れているレシピをそのまま紹介します。特別な技術はいりません。お湯の温度と時間を少し気にするだけで、豆の個性がぐっと伝わる一杯になります。
木の上のナマケモノのように、急がず、ゆっくり淹れてみてください。
用意するものとレシピ
1杯分(仕上がり約200ml)のレシピです。お湯を20秒ごとに30gずつ、7回に分けて注ぎます。
- 豆の量:15g
- お湯の量:210g(30g×7回)
- お湯の温度:92℃
- 挽き目:中粗挽き〜中挽き(ザラメ〜グラニュー糖くらい)
- 注ぐ間隔:20秒ごと
- 最後に注ぐ時間:2分00秒
用意するもの
- ドリッパーとペーパーフィルター
- サーバー(マグカップでもOK)
- 細口のケトル
- スケール(タイマー付きだと便利)
- コーヒーミル(ご注文時に「中粗挽き」を選べば不要)
淹れ方の手順
- お湯を沸かす:92℃にします。ドリッパーとサーバーにもお湯を通して温め、そのお湯は捨てます。
- 豆を挽く:15gを中粗挽き〜中挽きにします。挽くのは淹れる直前がいちばん香ります。
- フィルターに粉を入れる:軽くゆすって表面を平らにします。スケールに乗せて0gに合わせ、タイマーを用意します。
- 20秒ごとに30gずつ、7回注ぐ:1投目 0:00/2投目 0:20/3投目 0:40/4投目 1:00/5投目 1:20/6投目 1:40/7投目 2:00(合計210g)
- 落としきる:最後まで落ちたらドリッパーを外します。
- 混ぜてから飲む:サーバーを軽く回して味を均一にします。
少量ずつ何度も注ぐと、お湯が粉に均一に触れて、浅煎りの甘さと果実感がきれいに出ます。ちなみに、ジャパンブリュワーズカップ2026で優勝した長崎愛美さん(PHILOCOFFEA)の大会レシピも、お湯を7回に分けて注ぐスタイルでした。
少し冷めてくると、甘さや果実の風味がよりはっきり感じられます。ゆっくり温度の変化も楽しんでみてください。
店主が使っている道具
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道具は高いものでなくて大丈夫です。ただ、「細口ケトル」と「スケール」があるだけで、味がぐっと安定します。
- ドリッパー:HARIO V60ドリッパーNEO
内側のリブが細かく、お湯の流れが安定しやすいドリッパーです。この記事のレシピもこれで淹れています。
▶ HARIO V60ドリッパーNEO(HARIO公式ショップ)
- コーヒーミル:コマンダンテ
浅煎りの硬い豆も、粒をそろえて挽ける手挽きミルです。 - ケトル・スケール:EPEIOS(エペイオス)
92℃、「20秒ごとに30g」を守るために使っています。
ミルをお持ちでない方は、ご注文のときに「中粗挽き」を選んでいただければ、挽いた状態でお届けします。
味の調整
思った味にならないときは、まず挽き目とお湯の温度を1つずつ変えてみてください。
- すっぱいだけ・薄い → 少し細かく挽く/お湯を94℃くらいに上げる
- 苦い・重たい → 少し粗く挽く/お湯を90℃くらいに下げる
- 落ちきるまで3分30秒以上かかる → 少し粗く挽く
- 2分30秒より前に落ちきる → 少し細かく挽く
このレシピで淹れてほしい豆
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ナマケモノコーヒーの豆は、ご注文をいただいてから焙煎し、3営業日以内に発送しています。
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